腰痛で悩んでいる人は全国で約2800万人。
人口のおおよそ1/4が腰痛症に悩んでいるといわれ、いまや国民病の一つと言っても過言ではありません。(厚生労働省2015年国民生活基礎調査)。
多くの方がGoogleの検索窓に「腰痛」「マットレス」と記載し解決の糸口を探っています。ところが検索結果のトップを独占しているのはあやしい広告ではありませんか?
そこで本記事ではテンピュールのフトンデラックスを3ヶ月使用して、はたして腰痛改善したのか?率直にレビューしていきたいと思います。
腰痛改善マットレス おすすめは何?【初心者向け】
今回、腰痛対策としてテンピュール®︎フトンデラックスを購入しました。床に直接敷いて寝ることができるタイプのものを購入しました。
長年のデスクワークの影響で腰痛に悩まされており、筋トレをすることで腰痛改善には向かっていましたが、寝起きにスッキリするということは非常に難しい状況でした。
はたして3ヶ月後、腰痛は改善するのでしょうか?
カバーをめくると2層構造になっており、上部がテンピュール素材、下部が高耐久ベースという素材になっています。
高耐久ベースというのは、テンピュール素材を支えるベース層のことで、非常に通気性が良く反発力の強い素材です。カバーは取り外して洗濯できます。
テンピュールとは?
テンピュールというのはNASAが公式認定したグローバル企業です。
もともとはスペースシャトルの打ち上げ時にかかる強烈な重力を緩和する目的で作られた素材。
非常に耐久性に優れており、それぞれの寝姿勢に合った体圧分散をしてくれるので、まるでオーダメードのような寝心地を体感できます。
寝心地は宙に浮いているかのような、どこにも圧力がかからない無重力のような寝心地です。普段、横向きで寝る方は肩への負担が全く感じられず朝までグッスリ寝ることができますよ。
テンピュール素材は7つに分かれており、身体の部位に合わせてそれぞれ適切な反発力で支えてくれるので、どこにも不快感がないというか自然な状態で眠ることができました。不要な寝返りの数が極端に減り、夜中に目が覚めると言ったことも少なくなりました。
カバーは高級感のあるベロア生地です。フワフワして肌触りも抜群です。
寝返りって多い方が良いんじゃないの?
もはや都市伝説化している
「腰痛の人は寝返りの打ちやすい(硬い)マットレスがおすすめ」
という噂。
果たしてこれは事実なのでしょうか?
ぶっちゃけテンピュールのマットレスで寝ると寝返りがかなり減少し、朝まで快適に眠ることができました。
ところが腰痛でググると、多くのサイトで
- 寝返りが打ちやすいマットレスがおすすめ
- 睡眠中、同じ姿勢でいるのは危険
- 寝返りは1日平均○○回→寝返りは必要である
という主張をテレビCMやインターネットを通じて盛んにアピールしていますよね。どの専門サイトを見ても整体師や医師・理学療法士など専門家の意見と称して
「腰痛対策には寝返りの打ちやすいマットレスが一番!」
と主張しているのをよく見かけます。専門家の意見というのは非常に影響力が高く、
多くの人が専門家が言うのだから間違いないと思ってしまい、考えも偏ってしまいます。
こんな研究結果も
ここで奈良女子大学の研究資料を紹介します。
「青年男女の寝姿勢と体動に関する研究」という研究資料です。
寝返りの回数に関して、
- 男性被験者では平均59回(16回〜88回)
- 女性の被験者の平均は16回(3回〜34回)
になっています。同じ敷寝具で眠って、男女によってもここまで大きな違いがあるということがわかります。よって平均的な寝返りの数を根拠に、寝返りをうちやすい寝具を推奨すること自体がナンセンスと言う事になります。
なななんと、この研究結果にはどのようなマットレス・敷布団を使用したのか具体的な記載は一切ありませんでした。
寝室環境だけでなく、寝具そのものが寝返りの影響を受けるのにも関わらず、寝具の素材のみの記載のみで、マットレス等の詳細が記載されていないのは、寝具に対する関心の低さを露呈しています。
よって、腰痛症で整形外科等に相談したとしても、レントゲンを撮って骨に異常がなければ「とりあえず寝返りのうちやすい寝具で寝てください」という曖昧な答えしか言うことができないと推測します。
それが全国に広まっていったという流れです。個人的な意見として寝返りは無理やり多くする必要はないと考えます。
通気について
マットレスの裏面です。非常に通気の良い素材になっており、朝起きても熱がこもるような感じではありませんでした。
マットレスの裏面を拡大した画像です。高耐久ベースが「すのこ」のようになっており、通気が良く熱がこもりにくい構造になっています。
表面にも熱がこもりにくいマットレスプロテクターを使用しますと、汚れや湿気からマットレスを守ってくれるので、更に快適に過ごすことができます。
人間は一晩に約コップ1杯分の汗をかくと言われています。マットレスの表面に皮脂汚れやフケ・ホコリが付着するケースもあります。汚れは雑菌の温床になりやすいので、汗や汚れからマットレスを守るマットレスプロテクター(有料)で清潔に使用することができます。
収納方法について
3つ折にたたむことができるので、我が家はクローゼットに収納することができました。寝室も広く使うことができるので、助かっています。
枕とセットで腰痛改善
今回、マットレスと同時に枕も購入しました。テンピュールのコンフォートピロー スマートクールという枕です。海外仕様の大きめのサイズです。テンピュール素材がチップ状になっているので自由に形を調節することができます。
表面もサラサラしていて冷んやりしているので、枕に関しても熱がこもるということは少なく感じました。
感触が別次元!
とてもフワフワです!
マットレスの上に敷くとこのようなイメージです。
【結論】腰痛改善したのか?
結論から言ってしまうとテンピュールで寝てから腰痛が明らかに改善しました。テンピュールに出会ってよかったと心から思います。
まず朝起きた時の快適さが違います。昼間のパフォーマンスも劇的に変化しましたし、今はテンピュールで寝れないというのは考えられないです。
人生の3分の1は睡眠と言われています。世の中には様々な意見の方がいますし、テンピュールは合わないというレビューがあるのも事実です。
ただ、ネットビジネスが蔓延するこの現代社会。利益目的でテンピュールをレビューしているわけではなく、心から腰痛改善マットレスとしてフトンデラックスをおすすめします。
更に、フトンデラックスは2020年8月現在、テンピュール直営店と公式ホームページのみでの取り扱いに変更した模様です。
流通を制限するのは高級ブランドでは良くある営業戦略なので多くの販売店(販路)を絶ってでも販売するというのは、商品自体に人気や影響力があり、プロダクトに自信があるというテンピュールの判断でしょう。ルイ・ヴィトンやロレックスの正規品(新品)がスーパーでは販売していませんよね?
腰痛改善にテンピュール フトンデラックスを心からおすすめします。