多くの方がGoogle検索でフトンデラックスと記入し、検索結果のトップに出るのは正反対の寝心地商品のPR(広告記事)だったりしませんか?
自分自身も仕事のストレスなどで眠りにつけないことが多々ありました。そんな時出会ったのがテンピュールのフトンデラックスでした。
「寝返りの打ちやすいマットレスを選ぶべき」「硬いマットレスが腰痛には最適」
このような広告は日本に多くみられる光景であり、海外では逆の場合がほとんどです。そこで日本に戻ってからテンピュールを調べてみると、
日本はコイル式のマットレスが主流であり、コイルの入っていないノンスプリングマットレス自体が普及していない事に気がつきました。
でもテンピュールってお高いんでしょう?
と思っている皆さんへ、本記事ではテンピュール フトンデラックスを実際に購入し、数ヶ月使用しながら腰痛改善へと導かれたストーリーを書いていきたいと思います。
【フトンデラックス レビュー】テンピュールで腰痛改善?
こちらが我が家のフトンデラックスです。当時、近所の百貨店で購入しました。専用のシーツと合わせて約77,000円でした。
カバーをめくるとこのように2層構造になっています。
上部にテンピュール素材(4cm)、下部に3高耐久ベース(3cm)と呼ばれるベースとなる素材がマットレス全体を支えています。
このことにより上のテンピュール素材で溜まった湿気が逃げていきます。なので床に直接敷いても大丈夫という訳なんです。
更に、このように大きく分けて7つのブロックにテンピュール素材が分かれています。
それぞれに溝があり、空気も通りやすくなっており快適に眠ることができます。
裏面はこのようにナイロン製のサラサラとした素材です。高耐久ベース自体がスノコっぽくなっているので更に通気がいいという訳なんです。
拡大画像がこちら↓
スノコのようになっています。
衝撃吸収がスゴイ!
こちらの動画をご覧ください
- 某高反発
- 一般的な低反発
- テンピュール
の順で鉄球を落とした時のスロー動画です。
続いて同じく鉄球を落としてファイバー素材とテンピュール素材の衝撃吸収を比較しています。
体圧分散をすることにより無駄な寝返りが軽減され夜中に目を覚ますと言った中途覚醒も減少します。筆者自身も夜中に目を覚ますことがほとんどなくなりました。
ちょっと待って!寝返りは多い方がいいんじゃないの?
という疑問を持った皆さん。
ここで奈良女子大学の研究資料を紹介します。
「青年男女の寝姿勢と体動に関する研究」という研究資料です。
寝返りの回数に関しての研究結果によると男性被験者で16回〜88回、女性の被験者で3回〜34回の寝返りを打つことがわかりました。
つまり同じ敷寝具で眠って、男女によってもここまで大きな違いが出ているのです。このようなことから「平均的な寝返りの数」を根拠に「寝返りをうちやすい寝具を推奨する」ということ自体がナンセンスと言う事になります。
残念なことにこの研究結果には「どのような寝具を使用したのか」具体的な記載は一切ありません。
寝具そのものが寝返りの影響を受けるのにも関わらず、寝具の素材のみの記載のみで、マットレス等の詳細が記載されていないのは、寝具に対する関心の低さを露呈しています。
寝返りは多い方がいいという短絡的な答えは避けた方がいいでしょう。
テンピュールは暑いんでしょ?
テンピュールは暑いんじゃないの?という意見もネット上では見受けられました。
個人的には全く暑く感じませんでした。
人間は一晩に約コップ1杯分の汗をかくと言われています。マットレスの表面に湿気だけでなく、皮脂汚れやフケ・ホコリが付着するケースもあります。汚れは雑菌の温床になりやすいので、
湿気が気になる方は、汗や汚れからマットレスを守るマットレスプロテクターという付属品(有料)で清潔に使用することができます。
このようなマットレスプロテクターを使用して、フトンデラックスを湿気や汚れから守ることができます。四隅にゴムがついており、ズレないように装着することができます。
ちなみにこちらが装着時の画像です。
念のため拡大画像です。テンピュールのタグが見えると思います。
フトンデラックスは現在、公式サイト限定アイテム!
おすすめは公式サイトです。現在はテンピュール直営店か公式サイトでのみの取り扱いとっていて、一般の家具店や百貨店では購入できなくなった模様です。
販路を絞るというのはブランドでは常套手段です。販売チャネルを絞ってユーザの満足度をあげるという狙いがあるのかもしれません。
いずれにせよ、公式サイトで購入可能ですので、まずは公式サイトで確認してみましょう。
【まとめ】フトンデラックスで人生が好転した
フトンデラックスを使用して3ヶ月。個人的な感想ではありますが、あれだけ悩んでいた腰痛がピタッと治りました。
仕事のストレスでなかなか寝付けない日もあったのですが、今は熟睡しスッキリ起きることができます。
寝具というのはとても奥が深く、調べれば調べるほど面白いです。寝心地や素材そのもので勝負をしているテンピュールの寝具は心からファンになりました。
顧客満足度1位(テンピュールカタログより抜粋)というのも納得がいきますね。
「睡眠」という人間がなくてはならない生活リズムを、いかに快適に過ごすかによって昼間のパフォーマンスも劇的に変化してきます。大袈裟に言えば、生涯賃金にも関わってきます。
さぁ今すぐテンピュールで睡眠を取り、快適な人生にしていきましょう!