
幼児教育に英語って必要なのかな?
今回はこのような疑問に答えていきます。
文部科学省の公式HPには、このように記載されています。
グローバル化の進展の中で、国際共通語である英語力の向上は日本の将来にとって極めて重要である。アジアの中でトップクラスの英語力を目指すべき。 引用:文部科学省HP
2020年から小学3年生から「外国語活動」が始まり、小学5年生から「英語が教科化」されました。
今後ますますグローバル化が進み、世界で活躍できる人材が求められていきます。
そんな中、「英語が話せる=すごい」ではなく「英語が話せる=当たり前」の時代に突入するでしょう。
・英語教育はいつから始めたらいいの?
・日本語も話せないのに英語教育?
・英語早期教育のメリット・デメリットを知りたい
・英語教育の具体的な学習方法を知りたい
上記の項目を説明していきますね!
では、早速スタート!
幼児英語教育とは?
幼児英語教育とは、幼児期にあたる0歳から6歳までの子どもたちに対して、英語を教えることを指します。幼児期は言語習得の最も重要な時期であり、この時期に英語を学ぶことで、将来的に英語を使う能力を養うことができます。幼児英語教育には、楽しく、遊び心を大切にした学習方法が採用されることが多く、歌やゲーム、ストーリーなどを通じて英語を学ぶことができます。
幼児英語教育はいつから始めたらいいの?
結論から言ってしまうと「英語教育は早ければ早いほど良い」です。特に0-6歳が最適といわれ、
聴覚が柔軟なこの頃は、英語の発音やイントネーションがそのまま自然に聞こえてくる時期です。
日本語と英語では周波数が違うという研究結果も発表されており
日本語の低い周波数に慣れてしまうと、英語は「雑音」として認識してしまうそうです。
英語と日本語の周波数の違いは下記です。
英語の周波数 ≫ 2,000〜12,000ヘルツ
日本語の周波数 ≫ 125〜1,500ヘルツ
小学生までには基本的な聴覚ができあがるため、
それ以降は英語の音が聴き取りにくくなるのはそのためです。

年齢別に期待できる早期教育の効果は以下になります。
英語早期教育の効果 ≫ 0~3歳児
インプットの時期です。日本語・英語と区別をつけずにどんどん吸収しましょう。
ラジオでもいいですし絵本でもいいでしょう。英語が得意な親御さんであれば
直接話しかけてあげる方が効果を実感できます。
英語早期教育の効果 ≫ 4~6歳児
引き続きインプットの時期でもあるのですが、この頃には言葉を話すことができるようになるので、
コミュニケーションをとることでインプットとアウトプットを繰り返します。
英語で歌ったり、身体を動かすゲームなどを併用することでさらに効果を望めます。
幼児英語教育:早期教育のメリット

英語早期教育のメリットを3つ紹介します
メリット① 臨界期(言葉をスムーズに習得できる時期)までだと母国語のように話せるようになる
言語の臨界期仮説というのがあり、言葉をスムーズに習得できるのは12歳くらいまでという説です。
早くから英語教育に取り組むことにより、英語を外国語としてではなく日本語のように自然と吸収していくことができます。
メリット② 海外で活躍できる 国際的な視野を手に入れることができる
世界のビジネスのほとんどが英語を基準としています。
どの国で働いたとしても英語を話せることでスムーズなコミュニケーションを図ることができますし
国際的な視野を手に入れて、海外の企業で働くことも当然の状況になります。
メリット③ 思考回路が英語になる
英語を日本語に変換せずに英語のまま考えることができるようになるので、
母国語のように話せるようになります。
幼児英語教育のデメリット
幼児英語教育のデメリットは以下になります。
デメリット① 日本語が理解できなくなる?
過剰な早期英語教育を繰り返すことにより、肝心の日本語の発達に支障をきたしてしまうことを
ダブルリミテッドといいます。日本語と英語が混同してしまいコミュニケーションに問題が出てしまう現象です。
ただ、ダブルリミテッドになりやすい例としては日本語を吸収している幼児期に、親の都合(海外赴任)等で周りが全て英語の環境になってしまうケースです。
日本に住んでいて日本の環境下で暮らしているということは、情報のほとんどは日本語になりますよね?
仮にオンライン英会話・インターナショナルスクール・幼稚園・小学校で英語教育を受けたとしても
周りが全て英語の環境になるわけではないので母国語(日本語)に影響がでることはほとんどないでしょう。
デメリット② 英語学習そのものが嫌いになってしまうケース
親からの強烈な期待や過度な教育により「英語を聞くのも嫌!」ということにもなりかねません。
初めは歌や踊りで英語に慣れてもらい、英語を学ぶという姿勢ではなく楽しんで習得してもらう
というイメージで進めるといいでしょう。英語アレルギーになってしまっては元も子もありません。
幼児英語教育:具体的な学習方法

それでは具体的な学習方法を説明します!
インターナショナルスクール
将来的に海外留学、海外生活を視野に入れているのであれば、インターナショナルスクールが
おすすめです。直接、先生と触れ合って英語を学習していくので物凄いスピードで英語を取得していくでしょう。
モンテッソーリ教育とセットでの方針というのが最近のトレンドです。
DVD教材
気軽に始められる方法として、自宅でDVDを流すという方法です。
ディスニーのアニメ等を英語吹き替えで流すというのも方法のひとつです。
その際は流しっぱなしではなく、親と一緒に話しながら見ることが重要です。
教材ですとアマゾンや楽天市場で売れ筋ランキング1位獲得した【Goomies】が、
わかりやすくとってもおすすめです。
歌やダンスと一緒に、「楽しく英語を学ぶ」ということに徹底しており、
気付いたらこどもが英語の歌を歌っていたということもあります。
まずは「楽しく学ぶ」という視点からいくとDVDはスタートしやすいですね。
お手軽に始められるので誕生日プレゼントやプチギフトにも喜ばれます。
オンライン英会話に注目が集まっている
コロナ禍において子どもの学習方法も大きく変化しました。そこで注目なのはオンライン英会話です。実際に、娘と体験してみて感じたメリット・デメリットをまとめてみました。
オンライン英会話のメリットとデメリットまとめ
メリット3点
- 費用を抑えられる
- 送迎が不要
- ネット環境さえあれば、好きな時間に好きな場所で授業を受けることができる
やはりインターナショナルスクールに比べて格段に費用を抑えることができるのが大きな特徴です。こどもの送迎がないので親の負担も減りますね。
デメリット3点
- 先生のレベルが低い場合がある
- 画面に向かっての授業なので集中力が切れる場合がある
- 緊張して全く話せなくなる場合もある
中には先生のレベルが低い場合もあるので、ちゃんと調べて選ぶことが大切です。
オンライン英会話スクールを比較してまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。

【オンライン英会話 補足①】先生はネイティブがいいの?
結論から言うと、やはりネイティブの方がいいです。
ご両親が英語を話せない場合は、日本人講師の方が慣れるスピードは格段に早いです。
フィリピン人講師が多いことを懸念する方もおられますが、ネイティブに近い発音で
レベルが高い講師もいるのでそこは気にする必要はないでしょう。
【補足②】何歳からスタートが目安?
賛否両論あると思いますが3歳からOKです。
もちろんご両親と一緒での参加が必須となりますが、最近ではおじいちゃんおばあちゃんとFaceTimeで会話している子供もいますで、5歳以上を推奨と説明するスクールもありますが
対象年齢は3歳以上の場合が多いです。
【まとめ】幼児英語教育でグローバル人材を目指す!
子どもの英語学習は賛否両論がありますが、小学校での英語教育が必修となる以上、英会話というスキルが特別なものではなく「標準」になる時代が必ずやってきます。
英語に抵抗のあるこどもの場合は、まずは英語の歌を聞かせてあげて、「一緒に歌えるようになったら楽しいよ!」とからスタートするだけでも違います。
重要なポイントは
1日15分でいいので英語だけで話す時間を作り、英語を好きになるサポートをしてあげてください 。みなさん一緒に頑張りましょう!