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CBDに期待される鎮痛作用とは?| 服用前に知っておきたいこと

CBD

CBD(カンナビジオール)には、医療だけでなく美容・健康分野にまで幅広い効果が期待されています。日本より一足早くCBDブームが訪れたアメリカやヨーロッパ。ここ日本でのCBDブーム到来も時間の問題と言われてるようです。

実際、欧米諸国でCBDの利用目的として、不眠や肌荒れ対策だけでなく、慢性痛や痛みの緩和に使用している方も多く、SNS上では多くのユーザがCBDによる鎮痛効果を実感したという報告が共有されています。

 

本記事では、CBDが ”痛み” に対してどのように作用するのか、鎮痛効果に期待される疾患を紹介していきます。

CBD(カンナビジオール)とは?

CBD(カンナビジオール)とは植物の大麻草から抽出されるカンナビノイドと呼ばれる成分の一つです。CBDには特有の化学物質が104種類含まれており、それをカンナビノイドと総称します。

その中でもTHC・CBN・CBDはカンナビノイドの三大主成分として知られており、中でもCBDに関して言えば大麻草にイメージする陶酔感はなく、WHO(世界保健機関)でも依存性や乱用性の可能性の低さや、一定の効果・効能があることが報告されています。

CBDに期待される鎮痛作用とは?

それではCBDが痛みに対してどのような効果があるのでしょう?その前に「痛み」について、少しだけ説明します。

そもそも痛みとは

痛みは医学の世界では「疼痛(とうつう)」と表されており、国際疼痛学会(IASP)は「痛み」というものに対して以下を定義しています。

“An unpleasant sensory and emotional experience associated with actual or potential tissue damage, or described in terms of such damage”

実際のまたは潜在的な組織の損傷に関連する、またはそのような損傷に関して説明された、不快な感覚的および感情的な経験」

特に3カ月以上の慢性痛に悩まされる患者は多く、その人数は全人口の約20%に上るともいわれています。症状の多くが腰痛、肩周囲部痛、頭痛などであり、痛みを解消するために病院に通っている方も多いのではないでしょうか?

CBDによる痛みに対する効果

正直言ってしまうと現段階でCBDが「疼痛に効果がある」ということが実証されたことはありません。まだまだ研究段階であり今後エビデンス(証拠)を元に実証されていくと思います。

しかし、初期段階ではありますがCBDが様々な疼痛に対しての効果がある可能性が示唆されており、疼痛に対しての効果が報告されています。

下記はCBDに効果が期待されている様々な疾患の一部です。

  • 関節炎の痛みを緩和
  • がん治療の痛みを緩和
  • 偏頭痛の痛みを緩和
  • 慢性疼痛

まだまだ研究段階ではありますが、様々な疼痛効果に期待されています。

どのようにCBDが痛みに作用するのか?

人間の体には「本来の生命活動に関わる機能」これをECS(エンドカナンビノイドシステム)と呼んでいます。このECSが免疫・神経・睡眠・痛み・記憶に関する機能を調整しています。これをCBD(カンナビジオール)にて補うことで、人間本来の機能をサポートしてくれるといわれています。

CBDが疼痛に対してどのような効果があるのかという研究はまだまだ増えていくと言われており、具体的にどんな効果があるのかは今後の研究結果を待ちましょう。

痛みの緩和になぜCBDが選ばれるのか?

CBDが痛みの緩和に選ばれる多くの理由が、鎮痛剤にみられるような依存性が少ないという点です。また副作用のリスクも少なく、安全に使用できるのもCBDが選ばれる大きな理由です。

アメリカではオピオイド系鎮痛剤の依存性が社会問題となっており、過剰摂取(オーバードーズ)による死亡事故が後を絶たないため、依存性や乱用性の少ないCBDに自然と目が向けられるようになってきました。

そういったオピオイド系鎮痛剤の乱用(摂取量)を減らしたり、副作用や依存症に苦しむ人を救うという意味でCBDが注目されています。アメリカの民間会社(コンシューマーレポート)が行ったCBDに関する調査ではアメリカ人の約4人に1人がCBD製品を利用している、または利用したことがあると回答しており、日本に比べ認知度が非常に高いことが分かります。更に、アメリカ人の5人に1人が医薬品からCBDに切り替えたといわれており、5人に1人が高価すぎるため使用を諦めたと述べられています。

たしかにまだまだ高価なものであり、日本で販売されているCBDも非常に高価なものが多いのが印象的です。

神経障害性疼痛に関する論文も発表されており、PubMedにて「cannabis pain RCT」で検索してみると、RCT(ランダム化比較試験)がありました。

参考:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/28934780/

CBDの依存性や副作用

WHO(世界保健機構)の見解によると「CBDの依存性や乱用性に関して症例は見られなかった」とされており、依存性に関しては心配は非常に少ないです。

詳しく知りたい方はこちらの記事も併せてお読みください

【CBD説明書】CBD(カンナビジオール)に依存性はあるのか?WHO(世界保健機関)の見解
近年、日本でも注目されているCBD(カンナビジオール)。 不眠で悩んでいる方やイライラを沈めてくれる成分としておすすめされています。 ところが大麻草から摂取する成分ということもあり「依存性・乱用性」に不安を持っている人も少なくありません。 本記事ではWHO(世界保健機構)の現段階での正式文書を元に、CBD(カンナビジオール)に依存性があるのかが理解できます。 では、早速スタ続く

しかしながら、他の薬との相互作用や多量摂取による肝機能障害の試験結果も出ており、CBDのリスクも十分に理解しておく必要があります。

とは言っても解熱鎮痛薬で有名なアセトアミノフェンも過剰摂取により肝機能障害の危険もある中で普通にドラッグストアで販売されていますし、使用上の注意を守って服用している分には問題が起こりにくいのと同じです。

【まとめ】CBDは疼痛対策の希望となり得る

本記事ではCBDの疼痛効果についてまとめました。欧米諸国でCBDを利用する目的の多くが慢性痛の対処や痛みの緩和と言われています。

忙しい現代社会において慢性痛は悩みの種です。依存性のあるオピオイド系鎮痛剤の副作用や過剰摂取も社会問題となっており、近年CBDの登場により疼痛対策に一筋の光が差してきました。

確かにプラセボ効果もあるかもしれませんが、現在多くの人がCBDを使用することで疼痛が改善されたと述べられており、この結果は無視できない非常に重要な情報といえるでしょう。今後CBD研究が更に進んで、様々な効果が認められれば、依存性や乱用性の強い鎮痛剤の代わりに安全にCBDを使用できる日がくるのもそう遠くはないと思います。

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